父親ジョージの影響が強かったのでしょう、イアン・モリソンもジャーナリストとなり、海外特派員として活躍、香港にいたときハン・スーインと出会って恋に落ちたというわけです。その分野では父親ほど偉大じゃなかったかもしれませんが、父親と同じく、いや、それ以上に素晴らしい人生だったんじゃないでしょうか。
そんなことを考えながら、モリソン文庫再現展示の片隅にあった小さなキャプションと写真をながめ、それからきわめて興味深く、また教えられることばかりの展示を見て回りました。1995年、香港大学から講師として招かれたとき、もしこのことを知っていたら、「モリソン文庫」に思いを馳せながらヴィクトリア・ピークに登り、スター・フェリーに乗ったことでしょう。
それはともかく、万一「東方見聞録展」の人気がイマイチというようなことがあったら、つぎには「慕情展」をやったらどうでしょうか。お爺ちゃん、お婆ちゃんで何時間待ちということになるのではないでしょうか(!?)
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