2017年5月28日日曜日

両界曼荼羅私論補遺2


ちなみに神護寺真言堂においても、東側に胎蔵界曼荼羅、西側に金剛界曼荼羅を掛けていた可能性が高く、おそらくは高雄曼荼羅であったろうと、藤井恵介さんは推定しています。これまた送ってもらった藤井さん執筆の論文「真言密教における修法灌頂空間の成立」(『仏教芸術』150)によって知ることができました。

これらは僕が考える両界曼荼羅の理想的配置と背馳!?していることになります。しかし強弁すれば、「東寺灌頂内道場図」の配置はあまりはっきりしないともいえます。また神護寺真言堂の場合は、藤井さんの推定であって、当時の配置図や記録が残っているわけじゃないということになります!?

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