2025年7月23日水曜日

和歌山県立博物館「祇園南海」6

紅梅図

  かつて西湖の水際に 住んでいたのが林和靖りんなせい

  しかし今では遥はるけくも 千里 隔てた故人なり

  手紙を飛脚に頼むにも いかに書くかが浮かばずに

  已む無く梅の一枝を 贈る川辺の今は春

 

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サントリー美術館「絵金」17

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