六如「春寒、戯れに作る」
何度か梅見に出んとして 出かけていません余寒ゆえ
読み止しの本 手にしつつ 火鉢かかえて転寝うたたねを……
やがて鼾いびきが始まると これ幸いと我が侍童じどう
裏の庭へと走り去り 凧を揚げるに無我夢中
モラエスは「以上諸点の総括」の章でも、 「改革の大演劇」によって「美という美がすべて荒廃しつつある」ことを慨嘆しています。 荒廃 のなかに残るわずかな美を探し求めた、サウダーデの旅の結晶が 『日本精神』 をはじめとするモラエスの著作 だったように感じられます。 旅の画家と...
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