2024年11月10日日曜日

藤崎千雲・千墨会2

あいにくオープニングセレモニーには出席が叶いませんでしたが、翌日お祝いに駆けつけました。まず千雲さんの「墨華」双幅に、これは現代の新しい「描き表装水墨画」だと感を深くしました。招待作家の力作、前日行なわれた合同揮毫作、4室にわたるお弟子さん、孫弟子さんの作品を鑑賞してから、事務局のお部屋で楽しいティータイム、おしゃべりの時を過ごしました。饒舌館長が一人でしゃべりまくったような感じもしますが……() 

千雲さんはお弟子さんの葛西千麗さんに跡を託されるらしく、「これからはよき家庭人に戻ります」と微笑んでいらっしゃいましたが、35周年記念展のときは、ぜひ一曲余興で僕にアメリカン・フォークをやらせてほしいとお願いして、家路に着いたことでした。もし5年後元気だったらの話ですが( ´艸`)

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

追悼 高階秀爾先生10

しかし少しでもカッコウをつけようと思い、かつて読んで強く印象に残っている諏訪春雄さんの『日本の祭りと芸能 アジアからの視座』(吉川弘文館  1998 年)の分類を援用することにしました。諏訪さんは次のように指摘しています。  日本列島には有史以前から幾次にもわたって大陸から文化の...