2024年8月22日木曜日

酩スコッチ「キルホーマン」4

 美術史業界で中村節子さんを知らないのはモグリですが、業界外の方のために、かつて秋田県立近代美術館HP「おしゃべり館長」にアップしたところを一部再録しておきましょう。

中村節子さんは、東京国立文化財研究所、現在の独立行政法人文化財研究所東京研究所のライブラリアンとして、長い間、資料収集整理という美術史の根幹をなす重要な仕事を続けられました。

僕の東京国立文化財研究所時代、資料室で一緒に仕事を行なった同僚ですが、僕が<とらばーゆ>してからは、資料閲覧のたびに、どれほどお世話になったことでしょうか。たとえば国際交流基金ジャパンファンデーションから、かつて出版されていた英文の日本美術研究目録 An Introductory Bibliography for Japanese Studies が思い出されます。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...