しかしここに酒仙玉堂の面影がないのはチョット寂しく、『國華』解説では『玉堂琴士集』から名吟「酒を把りて琴を弾ず」を引いてしまいました――本図とはまったく関係がないのに……(笑) マイ戯訳はかつて紹介しましたが、ちょっとバージョンアップしましたので……。
琴 弾きながら酒 酌めば 酒はいよいよ香り立つ
酒 酌みながら琴を弾きゃ 琴の音ねいよいよ澄み渡る
一杯の酒×一張の 琴の相性 抜群だ
こんな時には世の中の 雑事すべてを忘却す
もっとも『肉筆浮世絵大観 3 < 出光美術館 > 』 に解説を担当した大久保純一さんは、 岩田秀行さんの教示に よると礼を尽くしつつ 、先の5代目岩井半四郎を初代岩井紫若 にあてて います。 満月を浮かべる青い夜空、川面に映る 月影や 往来する舟の影、役者や橋杭が地上に作...
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