ここから日中比較文化論へジャンプしたい誘惑に駆られますが、チョット待ったほうがよさそうです。日本にもやはり虫を闘わせる文化――蜘蛛合戦があるからです。ネットで調べると、鹿児島県の加治木蜘蛛合戦がとくに有名らしく、選択無形民俗文化財なるものに指定されているそうです。
人間は同じような遊びを考える動物なのでしょう。闘蟋の影響で蜘蛛合戦が生まれたと推測することもできるでしょうが、日本にもコオロギはいるわけですから、やはり別々のルーツをもつ文化なのでしょう。
中村公一著『中国の花ことば 中国人の花のシンボリズム』(岩崎美術社 1988年)には、 その 可愛らしい 切り絵が載っていますから、中国では現在でも愛されるアイコンなのでしょう。 このような象徴的意味を、暁斎がよく理解して描いたことは疑いありません。 そこで大変興味深いのは、...
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