太田記念美術館「ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画」<7月26日まで>
ポール・ジャクレー? 知ってる人は知ってるし、知らない人は知らないフラン人浮世絵師です(笑) まずはチラシの一部を引いておくことにしましょう。
フランス・パリに生まれたポール・ジャクレー(1896~1960)は、3歳の時に来日し、64歳で亡くなるまで日本で暮らしました。昭和9年(1934)、38歳の頃から、南洋やアジアで暮らす人々を描いた木版画を続々と刊行します。昭和前期は、絵師、彫師、摺師の共同作業による「新版画」が盛んとなった時期でしたが、さまざまな国の老若男女が暮らす姿を鮮やかな色彩で描いたジャクレーの作品は、当時の新版画の中でも異彩を放っています。本展覧会では、ジャクレーが挑んだ新版画の全貌をご紹介いたします。
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