お二人が共同で執筆した「没後190年 木米という文人について――木米の前半生の再検討――」も、これまでの定説や通説を打ち破る刺激的論文です。これからの木米芸術と木米伝の研究は、すべからくここに発することになるでしょう。
このカタログには、饒舌館長も求められるまま「識字陶工木米と竹田・山陽・雲華・小竹」というエッセーを寄稿しました。あくまで「文人」という観点から木米を見直そうとする、本展の趣旨に沿って書いたのですが、結局木米と金蘭の友との関係をただおさらいするような結果になってしまいました。
この 10 図 には重郭栞 形 じゅうかくしおりがた の題箋 だいせん があって、そのなかに「詩哥写真鏡」という揃い物の タイトル と、それぞれの画題が彫られています。その題箋の位置に注意してみ ると、右上にあるもの5枚と左上にあるもの5枚に分かれます。 先の5 セット...
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