お二人が共同で執筆した「没後190年 木米という文人について――木米の前半生の再検討――」も、これまでの定説や通説を打ち破る刺激的論文です。これからの木米芸術と木米伝の研究は、すべからくここに発することになるでしょう。
このカタログには、饒舌館長も求められるまま「識字陶工木米と竹田・山陽・雲華・小竹」というエッセーを寄稿しました。あくまで「文人」という観点から木米を見直そうとする、本展の趣旨に沿って書いたのですが、結局木米と金蘭の友との関係をただおさらいするような結果になってしまいました。
東京国立博物館「江戸☆大奥」< 9 月 21 日まで> 現在の皇居には、かつて大奥が存在した江戸城の本丸、二の丸、西の丸があったことをご存じでしょうか。一見、華やかに見える将軍の後宮、大奥。歴代の御台所(正室)と側室、その生活を支える女中たちの歴史には、徳川将軍家という大...
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