抱一の写し間違いと考えるには、東博本と『光琳百図』本における雲の表現があまりにも異なっているからです。其一筆「風神雷神図襖」の雲は後者とほとんど同じですが、しかし自信はまったくありませんでした。
ところが畏友・安村敏信さんも早くから同じことを考えていて、静嘉堂@丸の内オープン記念展図録『響きあう名宝――曜変・琳派のかがやき――』に寄せたコラム「抱一の光琳観」でそれをはっきりと指摘したのです。いや、発行日はこのカタログの方が『國華』より早いわけですから、プライオリティは安村さんにあるんです‼
はじめに掲げたには、いまサントリー美術館で開催中の特別展「ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界」のカタログ 巻頭を飾る「ごあいさつ」です。幕末明治に活躍した人気絵師・河鍋暁斎の展覧会は、これまで何度も開かれてきました 。 よく記憶に残っているのは、 2019年早春...
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