この饒舌館長「繭山龍泉堂『唐三彩』」を読んで、畏友・岡戸敏幸さんが小山富士夫先生のとてもいい文章を送ってくれました。去年アップした鹿島美術財団美術講演会「影の美術史」で講師をお願いした岡戸さんです。
小山富士夫先生――出光美術館理事長・出光昭介さんから思い出話をお聞きするたびに、一度お会いしておきたかった日本人だったという気持ちがいや増すのです。小山先生は昭和50年(1975)白玉楼中の人となられたわけですから、お会いしようと思えばお会いすることがかなった日本人なんです。
興味深いことに、大典が文章の三大要素と見なした整調、流暢、 円 熟は、まさに「鶴 図 」 双幅 の特色であり 、宝暦 十年屏風からの 変化 にほかならないのである。 (略)すでに狩野博幸氏が指摘するように、若冲絵画を生み出す思想的基盤としては、売茶翁に象徴される「畸」があ...
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