2022年9月16日金曜日

与謝野晶子私論12

どうして鉄幹はあんなにもてたんでしょう。『千すじの黒髪』を読むと、鉄幹は常軌を逸した男性でした。チョット意地の悪い言い方をすれば、そしてそれを今風にいえば、セクハラ常習犯であり、DV男であり、適応障碍であり、瞬間湯沸かし器でした。

明治34年春、『文壇照魔鏡 第壱 与謝野鉄幹』という小冊子というか、怪文書が出回りました。鉄幹への誹謗中傷・罵詈雑言で埋め尽くす、きわめて下品なシロモノでした。発行所もその代表者も架空の名前でした。お聖さんは、「寛(鉄幹)を葬るつもりの悪意ある文章」と書いています。


 

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