2021年9月7日火曜日

火酒12

ところで、この記事では「ウォッカ」と表記されていますが、『日本国語大辞典』では「ウオッカ」で立項され、「ヴォートカ」「ウォトカ」というのも併記されています。しかも北原白秋の歌集『桐の花』からエッセーの一節が引用されていて、白秋は「ウオツカ」と書いていることを教えてくれます。どれが正しいのか、酒仙館長としては気になるものの、カタカナで書く限り、いずれもロシア語の発音とはかなり違っているんだと思いますが()

サマゴンの興味深い歴史も教えてくれるこの記事は、美味しい自分だけのお酒が造れて、いかにも楽しそうに、また人生が豊かになるごとく書かれています。しかし、3日前から準備しなければならず、醸し始めてから飲むまでに6時間もかかるんじゃ~、酒仙館長はとても待ってなんかいられませんよ()


0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「復刻 開館記念展」5

  この一対の作のような典型的な太白尊は、他に類例をみない。はなはだ珍しい存在である。牡丹唐草の文様はかなり深く彫られており、しかもさらえた間地に櫛目を繁く印しているので、文様の浮上りがすこぶる明瞭である。一対で作られているということは、おそらく祭器として用いられたことを示唆する...