徐寅「茘枝」
日々吹く初夏の薫る風 毒気の空気を蹴散らせば
最初に実る南[みんなみ]の 庭の珍果はライチの実
月のカラスがついばめば したたる果汁は甘美にて
豪華な器に溝貝[どぶがい]の 殻のごとくにテンコ盛り
成都じゃ言ってる「二日酔い 一番効くのはライチだぜ」
もっぱら天の宮殿じゃ 神仙たちへのプレゼント
だれも自分の鮮血を 抜き取ることなどしないのに
そで染め上げた薄絹の ごとく鮮やか!! 殻はみな
前野直彬先生注解の『唐詩選』<岩波文庫>によると、「長楽少年行」の解釈は3つ も あるそうです。 しかし僕はいずれの解釈も腑に落ちず、先にアップしたような戯訳を作った 次第です 。 イナセな唐の若者が、日本でいえば吉原にあたる章台で馴染みの遊女と戯れましたが、乗ってきた...
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