徐寅「初夏に戯れに題す」
万物はぐくむ夏の風 夜[よ]が明けるころ吹き初めて
次第に開くハスの花 散ってゆくのはバラの花
荘子の蝶になった夢 知っているのか青虫も
さなぎ→蝶へとメタモルし 華麗に舞う庭 南方[みなみかた]
友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社 1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...
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