2021年1月13日水曜日

渡辺南岳筆「玄宗楊貴妃一笛双弄図」2

もっとも、饒舌館長<自身>も<自信>作だったのですが()、吉田さんのヨイショに悪乗りして、「饒舌館長」にもエントリーすることにいたしました。イベントは中止となりましたが、展覧会の方は予定通り27日まで開く予定にしています。コロナ対策は万全を期しておりますので、どうぞ皆さまご来館のうえ、この傑作を堪能していただきたいと祈念しております。 

肩を寄せ合い横笛を 一緒に吹いてる睦まじく

  奏者はふたり笛ひとつ 絶えることなき笛の音よ

  楊貴妃 指孔[ゆびあな]押さえれば 玄宗 指を撥ね上げる

  押さえる指と撥ねる指 時々そっと触れ合って……

  二人で奏でる笛の音は 情趣纏綿 風に乗り

  響き渡って大空へ 月宮殿まで届くだろう

  今夜は神も仙人も 眠ることなどできやせぬ

  豪華な御殿の大奥を 月から覗き見するんだろう

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

オチャケならぬお茶が大好きな方々に絶対おススメの「出光美術館蔵 茶道具名品展」が大倉集古館で開かれています!! 12

  それだけではありません。 それを我が国で幽玄なる芸能に昇華した能謡曲「項羽」 に、 より一層 注意を注ぎたい心持ちになってきたのです。その意味からも、先の『能狂言事典』に「異国の英雄を主人公にし、後ジテ・ツレにいくぶんかのエキゾティシズムを感じさせるが、構想は多分に日本的で、...