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2020年11月4日水曜日

服部南郭の秋の詩2


秋懐 二首 その1

 ひとひらの雲 空の果て 木々 鮮やかに紅葉し

 時に感じて見下ろせば 旅人[りょじん]の心 悲しみに……

 落ち葉 散り敷く高殿に 光陰矢のごと流れゆき

 大海の靄[もや]果てしなく 愁いもいよいよ深くなる

 酔えば隠者の庭の菊 採って夕餉[ゆうげ]のおかずとし

 病気がちにて髪の毛に 秋の霜さえ見え始む

 要領悪い役人が 傲慢不遜となじられて

 髪 振り乱し歌いつつ 彷徨[さまよ]うさまは楚の狂人

 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら