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2020年11月1日日曜日

東京国立博物館「桃山」11

 山下さんが『國華』再考論文で取り上げた「韃靼人狩猟図屏風」は、この田澤桃山展にも出陳されて、錦上花を添えています。論文発表当時は某コレクションにありましたが、そのご文化庁が買い上げることになりました。その審査委員会に招聘された僕は、はじめて式部輝忠の作品をじっくり見る機会に恵まれたのですが、山下さんのディスクリプションや様式的分析が、すべて肯綮にあたるものであることを確認できたのでした。

この作品の伝来に関し、山下さんは相沢正彦さんからの教示によるとして、昭和2年(1927)11月子爵毛利家・某家の売立て目録をあげています。相沢さんは去年静嘉堂文庫美術館で開催した「墨の美術」展に際し、すばらしい講演をしてくださったこの分野のエキスパートです。その毛利家・某家売立て目録に「元信 着色 韃靼人熊狩六枚折屏風 捲り」として収録されているそうです。

 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら