2020年5月5日火曜日

端午の節句1





 今日は端午の節句です。『國華』に寄稿する行路の画家・蕪村私論――お馴染みの妄想暴走論も一応脱稿したので、一日のんびりと、渡部英喜さんの『漢詩歳時記』<新潮選書>から第2部「夏」の十数首に戯訳をつけて遊ぶことにしました。

この日の一杯はもちろん菖蒲酒[しょうぶざけ]、夕方風呂に入れる菖蒲をちょっとくすねて「百年の孤独」に浸し、昼酒に我を忘れましょう。先日の朝日新聞によると、このところのコロナ巣籠りで家飲みが増え、健康問題が心配されるなんて書いてありましたが、菖蒲酒は古来邪気を祓うとされてきた養命酒みたいなもんです。まったく心配には及びません() 

しかし、本来は酒なんか飲んでいないで、我が国の将来を案じつつ、この日汨羅に身を投げた憂国の詩人・屈原に、思いを馳せなければいけないのかもしれませんが……。


 

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  余美術史學なる學問を専攻せり。就中我國の近世繪畫を専門分野とす。仍 て 小島烏水氏の名著『浮世繪と風景畫』『江戸末期の浮世繪』等は大學時代より親炙せり。之を一讀、氏の豊饒なる美的感性に駭目せざる者、孰れにか在らん。巨いなる直感の羽翼を以て、錯綜せる浮世繪の峯嶺上を悠々と飛翔せ...