2020年5月18日月曜日

シャンフルーリ『猫』4


 

  シャンフルーリの『猫 第5版』から、「訳者あとがき」の一部を紹介してきました。もちろんこの本を取り上げたのは、饒舌館長がまたネコ好き館長でもあるからです。訳者の加藤一輝さんは太田記念美術館からこの研究に関して、2017年に研究助成を受けているのですが、ずっとその審査員をさせてもらっているので、太田記念美術館のこともちょっとソンタクしたかな( ´艸`)

シャンフルーリの『猫』はネコ本の名著だと思いますが、なぜすぐれた浮世絵コレクションで有名な太田記念美術館が助成する浮世絵研究に選ばれたのか、ネコならぬ、キツネにつままれたような感じを受ける方もいらっしゃるでしょう。もちろんちゃんとした理由があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「トプカプ・出光競演展」2

  一方、出光美術館も中国・明時代を中心に、皇帝・宮廷用に焼かれた官窯作品や江戸時代に海外へ輸出された陶磁器を有しており、中にはトプカプ宮殿博物館の作品の類品も知られています。  日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して 100 周年を迎えた本年、両国の友好を記念し、トプカプ宮...