2020年4月27日月曜日

シルバー川柳1




 朋友・薮本俊一さんが、奥様のお友達が大切にされているという「座右の銘(シルバー川柳)」64首のリストを贈ってくれました。僕はよく口演でサラリーマン川柳を引いて笑いをとるんです。

30年以上にわたり年一度、第一生命保険が発表していて、間もなく第33回が発表されるはずの俗称サラセンです。しかしいつも決まったヤツを使うので、もう少し持ちネタを増やしたらどうなんだと、薮本さんが心配してくれたのかもしれません( ´艸`)

市井のごく普通の人が、こういうユーモア文学を創り出すんですから、日本は文学の国だと誇りたい気持ちになります。新聞の投書歌壇はいうまでもなく、『万葉集』にみる防人の歌以来の伝統が、今も生きているんです!!

この64首からマイベストテンを選んで、僕の評釈(?)とともに紹介することにしましょう。ただしこれはリストの順にアップしたもので、1位→10位というわけじゃ~ありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』8

  渡辺浩さんの『日本思想史と現在』というタイトルはチョッと取つきにくいかもしれませんが、読み始めればそんなことはありません。先にあげた「国号考」の目から鱗、「 John Mountpaddy 先生はどこに」のユーモア、丸山真男先生のギョッとするような言葉「学問は野暮なものです」...