2020年3月4日水曜日

お酒をほめる和歌5



「讃酒」じゃ~元号としてあまりにも何だという意見が出るならば、歌の方から採ることにして、「酔泣」「酔哭」というのはどうでしょうか。旅人は「えいなき」と訓読みしていますが、元号ですからもちろん音読み、「すいきゅう元年」とか「すいこく2年」ということになります。ぜひ中西進さんにお考えいただきたかったと存じますが、だれが考え、だれが推薦したとしても、当然ボツでしょうね(笑)

『偉人暦』では、市岡猛彦の前日220日に、我が国初の新聞発行人・柳川春三という人物が取り上げられています。早熟にして、3歳のとき尾張候の前で書を披露しましたが、何枚も何枚も強いられるので、しまいには「もういやになった」と大書したという愉快なエピソードが紹介されています。

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渡辺浩『日本思想史と現在』12

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