2020年浮世絵イヤーは、江戸東京博物館の「大浮世絵展」で幕を開けることになりました。もっとも、オープンは去年の11月19日だったのですが……。まずは、開会式・内覧会の招待状から、一部を紹介しておきましょう。
2014年に開催した「国際浮世絵学会創立50周年記念 大浮世絵展」では、浮世絵の通史を紹介し、大きな反響を呼びました。ふたたび開催する本展覧会では、浮世絵師の中でも、現在最も人気が高い喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の5人に絞り、そのエッセンスというべき作品を集めました。海外のメトロポリタン美術館、ボストン美術館、シカゴ美術館、ミネアポリス美術館、大英博物館、ギメ東洋美術、ベルギー王立美術歴史博物館を中心に、国内からも優品を集め、日本が誇るUKIYO-Eを楽しんでいただけますと幸いです。
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