2019年12月5日木曜日

五島美術館「美意識のトランジション」1



五島美術館「美術意識のトランジション 16世紀から17世紀にかけての東アジアの書画工芸」<128日まで>

 きわめて意欲的な特別展です!! 脳みそを活性化してくれる展覧会です!! 世界が自国ファーストに陥っているいま、絶対見なければならないアートショーです!! その趣旨については、充実したカタログの「ご挨拶」をそのまま引用しておきましょう。

織豊時代を経て徳川時代による支配体制が徐々に確立する頃、中国では明時代の終焉を迎え、清朝の興隆とともに東アジア世界に新たな枠組みを生み出しました。西欧にはじまる大航海時代の波は、揺れ動く東アジアの交易圏に旧体制からの転換をせまります。盛んな交易と移り行く社会構造を背景に、爛熟する造形と新鮮な美意識が交錯する16世紀から17世紀は、文化的に見ても過渡的な時代ということができるでしょう。五島美術館では、約400年前まさに渦中にあった東アジアの「トランジション(過渡期)」に焦点をあて、伝来する絵画・書・工芸・典籍の名品から、16から17世紀の美意識の諸相を再考察する展覧会を開催します。


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