畏友・梅本到さんが今月4日に、80歳でお亡くなりになりました。以下はいまも天国で絵筆をふるっているに違いない梅本さんにお届けする追悼の手紙です。
もっぱらモノクロ版画で年賀状を作っていた僕にとって、その素晴らしい色感もすごく魅力的に感じられました。
貴兄は絵手紙といわず、確か絵葉書と呼んでいましたが……。
そのころ日本の禅僧がたくさん元に渡りましたし、長くかの地に留まり、中国文化を持ち帰った場合も大変多いのです。 流行する題画詩も彼らによって日本へもたらされた可能性が高いという指摘は、正鵠を射るものです。(略) このような島田修二郎先生の名論文を読むと、詩画軸こそ詩画一致で...
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