畏友・梅本到さんが今月4日に、80歳でお亡くなりになりました。以下はいまも天国で絵筆をふるっているに違いない梅本さんにお届けする追悼の手紙です。
もっぱらモノクロ版画で年賀状を作っていた僕にとって、その素晴らしい色感もすごく魅力的に感じられました。
貴兄は絵手紙といわず、確か絵葉書と呼んでいましたが……。
とくによく知られているのは「太白」里帰りの物語です。日本では絶滅していた幻のサクラ「太白」の穂木 ほぎ ――接木するための小枝を、イングラムは失敗を何度も重ねながら、ついにわが国へ送り届けてくれたのです。 しかし戦後、ふたたび「染井吉野植栽バブル」が起こりました。全国の自...
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