2019年11月24日日曜日

中国美術学院「歴史と絵画」1



中国美術学院国際フォーラム「歴史と絵画」(112021日)

 かの西湖を望む中国美術学院で、「歴史と絵画」と題する国際フォーラムが開かれることになり、招待状が届いたので、「黒田清輝における写実と天真」なる発表をやってきました。19日、成田空港から10時発のANA929で一路杭州蕭山空港へ。このところ羽田空港ばかりだったので、しばらくぶりの成田空港はどこか「懐かしいなぁ」といった感じです。

午後2時過ぎ、杭州蕭山空港に着けば、中国美術学院の崔小冬さんと陸陽さんが出迎えてくれます。早速クルマで銭塘江へ。運転してくれたのは?さん――名刺をもらわなかったので、お名前を失念してしまいました。最近中国では、みんなスマホで名刺交換をやるので、ほとんど名刺を持っていないとのこと、社会変化のスピードは日本の比じゃないようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館(門司)「琳派の系譜」9

   ここで改めてこの蓋の松をみると、 松原や 松林のごとく松の木をずっと描き並べてあるわけじゃなく、はっきりと左右に分かれていることに気づきます。それはまるで遠く離れた高砂の松と住吉の松に見えてくるではありませんか。 右側が高砂の松、左側が住吉の松ということになるでしょう。 少...