半ば公刊をあきらめていた大漢和辞典が石井さんの助力を得られると聞いた時、私は再生の思いがした。……そこで、いつも石井さんには催促がましいお願いをした。当時石井さんは他に幾多有利の事業をかかえていたにもかかわらず、それをさしおいてまで私の事業のために全力を傾けてくれた。
さて、いよいよあと一年ほどで完成に至ると思う頃、突如石井さんは病臥の身となった。かねてからじゅうぶんの健康体でないことは万々承知はしていたが、さりとて一面事業の完成期は日々日に迫ってくる。
しかし何かサブタイトルが欲しいですね !! 饒舌館長だったら、「徳川家光・鷹司孝子結婚 400 年記念」と銘打ちます。鷹司家から出た孝子が、のちの 3 代将軍家光と婚姻を結び正室になったのは 1625 年、今年はその 400 年という節目の年に当たっているからです。もっとも孝子...
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