諸橋轍次先生は大著『大漢和辞典』13巻(大修館書店)――通称『諸橋大漢和』の編著者として、あまりにも有名ですね。僕がこの辞典から受けた学恩を、どのように表現したらよいのでしょうか。どのような感謝の辞を捧げたらよいのでしょうか。最近、この大著がデジタル化され、とても使いやすくなりました。そのパンフレットに推薦の辞を求められた僕は、次のようなオマージュを捧げたのでした。
『諸橋大漢和』は黄金です。きわめて価値高く、これなくして東洋文化を、いや、人間の文化そのものを語ることはできません。しかし黄金です。きわめて重く、机の上に広げるのも楽ではありません。それが一挙に解決されるデジタル時代がやってきました。新しい検索機能は、さらに黄金の価値を高めています!!
0 件のコメント:
コメントを投稿