2019年4月26日金曜日

メトロポリタン美術館「源氏絵展」8


13日はシンポジウム「源氏絵:新しい美術史的展望」の初日、会場はコロンビア大学のシャーマホーン・ホール614番教室です。小林忠さんの学生で、コロンビア大学教授をつとめるマシュー・マッケルウェイさんの挨拶に続いて、一番バッターは僕ということになっていました。

タイトルは「俵屋宗達筆『源氏物語 関屋澪標図屏風』と能」――すでに発表したことがある宗達と能の関係つき、「関屋澪標図屏風」に限って発表することにし、すでにフルペーパーの英訳も出来上がっていました。しかし、それを読んでも面白くないので、いつもの「おしゃべりトーク」という感じでやることにしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...