その音色をとおして、マサキの草笛という子どものころの思い出と結びついたために、「春のメドレー」が一番印象深かったのかもしれません。いずれにせよ、「クィンテット レグロ」の演奏する木管楽器は、日本の曲にこそふさわしいように感じられたのです。この日帰宅するとき、近所のお宅のマサキの葉を失敬して草笛を作り、思い切り鳴らしてみました。もう完全に70年前のボクでしたね(笑)
演奏終了後、皆さんが館長室を訪ねてくださいました。残念ながらちょっと曇っていて、霊峰富士を仰いでもらうことはできませんでしたが……。5人とも大学院の博士課程だそうですが、若さというのは、もうそれだけで素晴らしい。ポール・ニザンの名言は、逆説としてのみ成り立つのだと思います。いずれにせよ、もちろん僕にもそういう時代があったのです(笑)
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