2019年2月21日木曜日

水田宗子編『比較メディア・女性文化研究』6


戦後の日本現代詩の「和歌的抒情」(小野十三郎)と俳句第二芸術論(桑原武夫)に表明される詩的伝統の否定は、それが思想的に、日本、東洋思想から西欧思想へ内的基盤を移すことを意味しているわけではない。既に西欧近代はヨーロッパからの脱却として東洋思想と文芸に大きな影響を受けながら西欧近代を形成して来ているので、それは日本、東洋と西欧が、世界的な自文化の断絶経験を通して結びついたということなのだ。

 「特集 大学・人文科学・女性学の『現在』」には、かつて同じ空間で仕事をした上野千鶴子さんの講演録「人文科学の危機と女性学は今」や、ユキオ・水田・リピットさんの講演録「ハーバード大学における人文科学と教養教育」が収録されています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣9

      「 春道列樹 はるみちのつらき × 李白」は 対自然 驚愕ペアです。列樹は 平安前期の公家歌人、「百人一首」に採られる「山 川 やまがわ に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬもみぢなりけり」が代表歌です。「詩哥写真鏡」 の <春道のつらき>もこの和歌に よると言われ...