150万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2019年1月10日木曜日

謹賀新年10


   「おまえはいったいだれかね」

   「奥様からだんな様のお世話をするようにとおおせつかりました」

   「夫はどうしたの」

「私の夫は軍の責任者としてお上のお米を輸送しておりましたが、船が沈みまして、家の財産を全部投げ売って償いましたがまだ足りず、私を売ったお金で弁償した次第でございます」

  安石は顔を曇らせて訊いた。

   「奥様はおまえを手に入れるためにいくら払ったのか」

   「九十万銭でございます」

安石はその夫を呼んでもとのように夫婦にならせ、支払ったお金はそのまま取らせてやったという。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」13

    興味深いことに、大典が文章の三大要素と見なした整調、流暢、 円 熟は、まさに「鶴 図 」 双幅 の特色であり 、宝暦 十年屏風からの 変化 にほかならないのである。 (略)すでに狩野博幸氏が指摘するように、若冲絵画を生み出す思想的基盤としては、売茶翁に象徴される「畸」があ...