六月
生絹[きずし]で縫ったスカートは
薄霜[うすじも]みたいにひらめいて
斑竹[はんちく]で編む敷物は 秋の玉なり清々し
赤い鏡は炎のよう 東に向かい蓋を開け
コロナ光冠 車輪のよう 上昇しつつ旋回す
龍にまたがる太陽神 鞭[むち]をしならせやって来る
渡辺浩さんの『日本思想史と現在』というタイトルはチョッと取つきにくいかもしれませんが、読み始めればそんなことはありません。先にあげた「国号考」の目から鱗、「 John Mountpaddy 先生はどこに」のユーモア、丸山真男先生のギョッとするような言葉「学問は野暮なものです」...
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