2018年7月18日水曜日

静嘉堂文庫美術館「明治からの贈り物」1


静嘉堂文庫美術館「明治150年記念 明治からの贈り物」<92日まで>(7月16日)

 今年は鳥羽伏見の戦いで新政府軍が幕府軍をやぶり、五箇条の御誓文が発せられて明治維新を迎えた明治元年――かのイヤロッパさん明治だよ――から数えて、ちょうど150年の節目の年です。これを記念し、わが静嘉堂文庫美術館では、コレクションのなかから選りすぐった明治美術の逸品を鑑賞していただく「明治からの贈り物」を企画いたしました。

静嘉堂コレクションをつくった岩崎弥之助・小弥太親子は、明治の産業にきわめて大きな貢献を果たしましたが、美術においてもそれに劣らぬ役割を担いました。わが館じゃなければ開けない企画展だと自負するところです。今日はその初日、朝からの猛暑にもかかわらず、10時のオープン前から並んでくださった方も少なからず、「酒器の美に酔う」に続く大成功を確信したことでした。

3時半からは、来月出版の『いちばんやさしい美術鑑賞』が待望される、「青い日記帖」のタケさんこと中村剛士さんをお招きして、ブロガー内覧会を開きました。これまで僕は「カリスマブロガー」とお呼びしてきましたが、先日タケさんをアップした『朝日新聞』の記事では、「インフルエンサー」という新しい呼び名がささげられていました。饒舌館長も「インフルエンザー」くらいにはなりたいなぁ(!?)


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