2018年7月11日水曜日

優先席26


携帯イスを使えば、どんなに疲れているときでも、混雑時を除いての話ですが――席を確保することができます。何しろ「指定席」なんですから。それだけじゃありません。僕が座ったかもしれない優先席を、ほかの生活弱者に、あるいは疲れきっている若者に使ってもらうことができます。これは大きな社会貢献だといってもいいでしょう(!?)

「譲らないとわるいかな」というストレスから、若者を解放してあげることにもなりますし、僕の汚いズボンで、優先席をよごさないで済みます。

かつて使っていたスケッチ旅行用の携帯イスは、618gもありましたが、今のは423gしかありません。しかも100円ショップ商品です。軽くなっているとはいっても、大きな本1冊分くらいはあるわけですが、運搬の辛労辛苦より、僕は「指定席」の安易安楽を選択したいのです。もっとも、ガラガラのときは優先席か普通席に座るわけですから、ホネオリゾンノクタビレモウケということになっちゃうのですが(!?)

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』10

  『近世日本社会と宋学』は研究書ですから、やや手ごわい感じを免れません。それはチョッと……と躊躇する向きには、『日本政治思想史 十七~十九世紀』(東京大学出版会  2010 年)の方をおススメしましょう。 渡辺浩さんがあとがきに、「本書は、この主題に関心はあるがその専門の研...