2018年5月20日日曜日

静嘉堂文庫美術館「酒器の美に酔う」ジャンクで一杯7


日本でも大名屋敷などの発掘をすると、幕末明治の地層から出土することがあり、幕末期に日本へ輸入された伝世品も多くあることから、日本の陶磁史研究者の間でも比較的よく知られているそうです。

なぁ~んだ――僕が知らなかっただけのことだったんです(笑) 専門的な図録もオランダやイギリスで出版されており、日本が輸入したペトルス・レグート窯作品については、岡泰正さんにより研究され発表されているそうです。これまた、まったく知りませんでした。

桜庭さんはネットサーフィンで見つけたお皿の写真も送ってくれましたが、僕の「カップ&ソーサー」の図柄とまったく同じなんです!! 「やったー」と思いましたが、よく見ると、僕のは全体にメリハリがなくて、線もちょっと鈍く、細かいところが省略されちゃっています。おそらくペトルス・レグート窯でも、量産された二番手の作品だったのでしょう。でも、柿ピーやイカクンやチーカマには、僕の方がピッタリなのだ――普通こういうのを負け惜しみというのかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

金子啓明『古代一木彫像の謎』5

我が国のクスノキ像として、もっともよく知られているのは、何といっても法隆寺の「百済観音立像」ですね。はじめにお話したように、去年 11 月、國華清話会特別鑑賞会で拝見した「僕の一点」です。あの美しくスッキリとした垂直性を、中国の南朝様式に結びつけるか、斉隋様式と関係づける...