離合集散いうまでも なく世の中の常であり
長短なんか気にしても それの最初は闇の中
新しいこと始めたら 「ちょっと休もう」なんて☓!!
いったんゴールへ向かったら 死んじゃったって構わない
神様みたいに奇蹟をば いま起こそうと思ったら
俗塵浴びて生きるべし 所詮この世は仮の宿……
こんな嘆きを発せずに 生きれるもんか 誰一人
これを解決する途は 真理の推考――ほかになし
のちの教えとなる言葉 残せりゃ同じく不滅だが
百年河清を俟[ま]つような 消極性など論外だ(其の五)
*陸柬之の「蘭亭詩」には欠字があるんですが、厳調御はそれをみんな無視して詰めて書いてしまっています。そこで松井如流編『唐 陸柬之 文賦/蘭亭詩』<二玄社書跡名品叢刊>も参考にしながら戯訳を試みてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿