2026年4月7日火曜日

追悼 カート・ギッターさんの思い出と感謝の言葉 8

 


最後に、先にあげた拙稿「宗達の鴨と賀茂」から起承転結の「起」にあたる書き出しの数節を引用して、ギッターさんを偲びつつ感謝の辞に代えたいと思います。 

Gnocchi with Crab and Truffles 

Roast Beef Tenderloin with Soft Polenta, 

Wilted Greens, and Sour Cherries 

Shrimp and Porcini Risotto 

"Salade August" with Candied Pumpkin 

Seeds and Valdeon Blue Cheese

                                     

本当に楽しく素晴らしい晩餐会だった。 それは 2002年9月27日、 レストラン・オーガストで行なわれた。 この晩餐会はカートアリス ギッター夫妻が、 国際シンポジウム 「エンデュアリング・ヴィジョン」の発表者とパネリストのために、 歓迎の意を込めて開いてくれたものだった。もちろんこの シンポジウムは、ご夫妻が収集した17世紀から 20世紀の日本絵画を、ニューオーリンズ美術館で展観する同じタイトルの特別展に合わせて企画されたものである。 初めに掲げたのは、そのディナー・メニューである。 

その日、私は「宗達と能」と題する発表をすでに終えていたから、気分きわめて爽快、 晩餐会の前に開かれたカクテルパーティでもうかなりきこしめしていた。 しばらくぶりで会うアメリカの研究者や友人と、夜遅くまでおしゃべりを楽しんだ。 それは二日前、 私を激しく迎えてくれたハリケーン・イズドァーとともに、この国際シンポジウムを忘れ難いものにしてくれたのである。

 

ここに書いたように、晩餐会の前に開かれたカクテルパーティで、僕は酣酔あるいは酩酊状態になっていました。その後ギッターさんにお会いすると、よくあのとき河野さんはバンベイ・サファイアのボトルを1本空けましたよ」とおっしゃです。しかしギッターさん、もしそれが本当だったら僕が天上で貴兄をお迎えすることになっていましたよ!! ギッターさん、長きにわたり誠にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください。                                                                         合掌 


0 件のコメント:

コメントを投稿

追悼 カート・ギッターさんの思い出と感謝の言葉 8

  最後に、先にあげた拙稿「宗達の鴨と賀茂」から 、 起承転結の 「起」にあたる書き出しの 数節を引用して、 ギッター さんを偲び つつ 感謝の辞 に代えたい と思います。   Gnocchi with Crab and Truffles   Roast Beef Tenderl...