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2025年4月10日木曜日

下川裕治『シニアになって、ひとり旅』1

下川裕治『シニアになって、ひとり旅』(朝日文庫 2024年)

 大好きな旅行作家――下川裕治さん。デビュー作にして名著のほまれ高き『12万円で世界を歩く』以来のファンとして、何回かオマージュを捧げたことがあるように思います。1年前に出た『シニアになって、ひとり旅』もすごくいいんです!! シニアといっても、後期高齢者の僕にこういう旅はもうできませんが、疑似体験はこの上なく楽しく、カタルシス効果はバツグンです。裏表紙のコピーは……。

 コロナ禍が明けた2023年夏、ひとり、日本を歩いた。デパート食堂、キハ車両……旅の原点が蘇る、旅の琴線。70歳間近という年齢だからこそ輝く旅がある。列車やフェリー、バスの車窓に人生を映して味わうひとり時間。そこにはシニアならではの旅があった――。 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 2

  荻生徂徠「春日 楼に上る」     入り日を浴びて高殿 たかどの の 眼下にながめる碧 あお い空       関東平野も春の雨 晴れて遥かに見渡せる     杯 さかずき 挙げれば悠久の 時 とき 経た景色に満つ我が力     白雪 戴く富士山の 雄姿に独り 浸ってる