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2025年2月9日日曜日

『芸術と社会』3

先生はベンヤミンの「パリ論」、とくにパサージュ論が『複製技術時代の芸術作品』と深く関わっていることから説き起こします。続いてベンヤミンのいう「儀礼的価値」と「展示的価値」から「アウラ」――普通にいう「オーラ」の問題へ発展させ、ここで本書のキモとなる一節を摘出しています。

オリジナルのもつ<いま―ここ>的性質が、オリジナルの真正さという概念を形づくる……真正さの全領域は、技術的――そしてもちろん技術的なものだけではない――複製の可能性を受けつけない。

これらの特徴をアウラという概念でひとまとめにして、こう言うことができる――芸術作品が技術的に複製可能となった時代に衰退してゆくもの、それは芸術作品のアウラである。

 

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