漁夫ぎょふなどにあこがれるのはお止めなさい 一家をあげて身を寄す小舟
釣り糸を夜明けの雨に垂れながら 蓑みのと笠かさとで風波をしのぐ
満タンに魚籠びくをするのはむずかしく 棹さおをあやつる苦労は知れず
それよりも酒をやるのが一番だ のんびり座って飲めば陶然と……
友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社 1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...
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