日本の三重の塔や五重の塔は、パゴダが中国・槿域を経由して日本的変容を遂げたものにほかなりません。我が国初期の伽藍配置である飛鳥寺式や四天王寺式をみると、塔が境内の中心に位置しています。それはパゴダが寺院の中核であったことのかすかな記憶だといってもよいでしょう。
だからこそ、一度ミャンマーを訪ねて実体験しなければ、日本仏教美術史を語ることなんてできるものじゃ~ないと思います。しかし後期高齢者に、その機会は残されているものでしょうか?(笑)
「斗酒なお辞さぬ益荒男のような力強さ」もそのはず、もともと酒器であったらしく、かの酒仙詩人・李白の字 あざな ・太白を借りて「太白尊」とも呼ばれました。「尊」とは「樽」と同じ意味で、お酒を入れる容器のことです。李白尊者という意味じゃ~ありません。 このような器形を吐魯瓶 ...
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