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2022年9月19日月曜日

与謝野晶子私論15


 僕にとっての与謝野晶子は、何よりも『与謝野源氏』――池田亀鑑先生によれば『晶子源氏』の筆者として大きな位置を占めています。昭和51年(1976)『日本美術絵画全集17 尾形光琳』(集英社)を編集したとき、安田靫彦画伯が愛蔵していらっしゃった「秋好中宮の侍女図」をカラー図版の一点に選びました。

その解説に、「女人の心をもって女人の心を見つめ、千年の時を隔てて近代によみがえらせることに成功した与謝野晶子『源氏物語』から、その部分を掲げてみよう」とパクった上、延々と引用して省エネをはかったんです() それ以来、この『晶子源氏』――角川文庫版『全訳 源氏物語』に、どれ位お世話になったことでしょうか。


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