唐寅「花と酒」
忠告するけど酒と花 耽溺してはなりませぬ
チョット耽溺するだけで 君の生活ハチャメチャに……
酒はおぼれるものであり 心とろかすものは花
必ず迷ってしまう花 本来よくない酒の性さが
ヘベレケに酔い花見ても 見えず情趣のすばらしさ
花の前にて酒酌めば 楽しさ尽きず――とはいえど……
酒宴終わりに近づいて 花も枯れれば素寒貧
花の命は短くて すぐに醒めちゃう酒の酔い
このような器形を一般に「梅瓶」と呼んでいます。梅を生けるのによく用いられた花瓶であるところから、梅瓶と呼ばれるようになったというのが通説のようです。しかしカタログ解説によると、中国の『源氏物語』ともいわれる長編小説『紅楼夢』のなかに、瓶に梅を生けて観賞するシーンがあり、それが...
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