2022年3月5日土曜日

原在明のネコ絵1


 原在明筆「朝顔に双猫図」(『國華』1514号)

 『國華』1514号に原在明の傑作「朝顔に双猫図」を紹介しました。ネコブームに便乗し、『國華』の売れ行きを少しでもよくしようなんて、スケベ根性を出したわけじゃ~ありませんよ( ´艸`)

この作品は、20206月末から静嘉堂文庫美術館で開催した「美の競演 静嘉堂の名宝」に初めて出陳されました。ということは、つまり静嘉堂文庫美術館コレクションなんです。これを見たネコ好き館長が感動しないはずもありません。さっそく館長おしゃべりトークで取り上げ、マイベストテンに選んだという次第です。筆者の原在明(1781?1844)は原在中の次男にして、原派の2代目です。

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根津美術館「唐絵」6

また島田先生は、「題辞、題詩が単に画図をみた印象、感想を述べるだけでなく、画図の主題と密接な関連があって、 画図の十分な理解のためにはその詩文の解釈が欠かせないとか、題跋の加わることが予期されるというような条件をおくことが必要であろう」と指摘しています。 さらに島田先生は、詩画軸...