2021年11月18日木曜日

鹿島美術財団東京美術講演会1

 1028日、赤坂の鹿島KIビルで、今年の鹿島美術財団東京美術講演会が開かれました。改めて説明するまでもありませんが、鹿島美術財団は1982年創立され、美術の研究助成、出版助成、国際交流助成、美術講演会などを通して、美術の振興と日本文化の発揚を目指す公益財団法人です。

 学術部門を主導する高階秀爾さんと、運営部門を総括する専務理事・高橋司さん(上掲写真)のもと、来年の40周年をめざして、エネルギッシュな活動を日々続けています。去年は長年にわたる文化的貢献が高く評価され、メセナアワード2020メセナ大賞を受賞するという栄誉を忝くいたしました。実をいうと、饒舌館長もお手伝いをさせてもらっているんです。ほんのチョットだけですが( ´艸`) 


0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』7

しかし渡辺浩さんは、先行研究が指摘した二つの点について、高橋博巳さんの見解が示されていないことが、やや残念だとしています。その先行研究というのは、大森映子さんの『お家相続 大名家の苦闘』(角川選書)と島尾新さんの『水墨画入門』(岩波新書)です。 僕も読んだ『お家相続 大名家の苦闘...