2021年6月20日日曜日

第10回中村賞2

 

秋山先生ご夫妻からお声をかけていただき、僕も「中村賞」の選考をお手伝いしてきました。本来は財団の運営にももっと参加しなければならない立場なのですが、こちらは中村さんご夫妻に任せっぱなしで、お恥ずかしいかぎりです。

かつて王培さんと並木秀俊さんが受賞した「第6回中村賞」をこのブログで紹介したことがありますが、それから4年、今年第10回を迎えることになりました。初めから10回で中〆とすることになっていましたので、一応これが有終の美を飾る回となります。今回は平林貴宏さんと鹿間麻衣さんが受賞されました。お二人には心からお祝辞を捧げるとともに、更なる研鑽を祈念したいと存じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...