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2021年4月24日土曜日

府中市美術館「与謝蕪村」3

 

下手だったとされる時代の作品にも、蕪村がその後も持ち続けた、あるこだわりが感じられます。それが、本書で注目する「ぎこちなさ」です。決して、下手だという意味ではありません。京に定住するより前から、流暢に描くことや、誰の目にも立派だったり美しかったりするものを避け、あえて拙く見えるように描いています。そして、今日多くの人に高く評価される晩年の作品の中にも、それは生き続けています。朴訥さから生まれる力強さや、頼りなさから生まれる揺らめきが、蕪村の絵の魅力の根幹を成しているようです。「ぎこちなさ」、あるいは「頼りなさ」に注目しながら作品を眺めてみれば、「ヘタウマ」のイラストを日々楽しんでいる私たちには、蕪村の絵が、もっともっと面白く感じられるかもしれません。

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら