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2020年7月26日日曜日

山本勉さんの愛猫・ルリちゃんへ3


 
 猫ちぐらから顔をのぞかせるルリちゃんは、沈思黙考、じっと何かを考えている風情です。もちろんコロナ禍や来年のオリンピック・パラリンピック、あるいは日本の膨大な借金といった俗世の問題なんかじゃ~ありません。
ネコとしてこれまでの生き方は正しかったのか? これからの人生――いや、猫生をいかに生くべきか? 猫生における究極の目的は何か? といった倫理的かつ哲学的問題を反芻しているんです。ルリちゃんを見れば見るほど、真摯なる哲学者の相貌をしています。
フェイスブックでこの写真を見た瞬間、かつて読んだ森本哲郎の「猫と老子」というエッセーが脳裏に浮かびました。ネコ好き館長――そのころは館長じゃ~ありませんでしたが――その心に深く染み入るようなエッセーでした。確かスクラップブックに貼っておいたはずだと思って探したら、やはり出てきました。

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カエルも骸骨も踊り出す サントリー美術館・暁斎ワールドの迷宮へようこそ❣❣❣5

続けて 「寿石は寿を寓す。菊は居と同音異声にして、尚且つ吉祥の花。猫は耄と同音異声。蝶は耋と同音異声。耄耋は礼記に七十をば耄、八十をば耋、百をば期頤といふ。とありて長寿なり。決して耄碌に非ず」という愉快な解説が加えられています。 つまり菊と居の中国語発音は「ジュ」で同じなのです。...